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お彼岸

お彼岸とは?意味や時期はいつ?お墓参りやお供え、お盆との違いは?

投稿日:2017年6月21日 更新日:

お彼岸にお墓参りをする風習があると思いますが、どんな意味があるのかなど知らない方も多いのではないでしょうか。
実は私もよく知らずにお墓参りをしているうちの1人です、、、。

今回は、お彼岸とは、意味や時期はいつか、お墓参りやお供え、お盆との違いなどをまとめてみましたので一緒に学んで行きましょう!

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お彼岸とは?意味は?

お彼岸は正式には「彼岸会(ひがんえ)」といい、仏教用語です。
お彼岸にはお墓参りをして先祖の霊を供養します。

インドのサンスクリット語「パーラミター(波羅蜜)」が語源で、これを「到彼岸(とうがん)」と漢訳したことが由来となっています。

仏教では「彼岸(ひがん)」とは『あの世』のことで、生死の海を渡って到達する悟りの世界のことを言います。
その反対に、私たちがいる迷いや苦しみに満ちた現実の世界の『この世』のことを「此岸(しがん)」と言います。

「彼岸」は極楽浄土のことで、真西のかなたにあると考えられており、西に沈む太陽にお願いをすれば極楽浄土にいけると信じられていました。
春分の日と秋分の日は、太陽が真東から昇って真西に沈み、昼と夜の長さがほぼ同じになるため「彼岸」と「此岸」がもっとも近くなる日と考えられました。

この日に祈ればより願いが通じやすくなるという想いから「お彼岸」がはじまりました。

お彼岸の時期はいつ?

お彼岸とは、春と秋、年2回あります。
春分の日・秋分の日を中日とし、前後3日間を合わせた計7日間をお彼岸と言います。

<2019年のお彼岸>

  春のお彼岸 秋のお彼岸
彼岸入り 3月18日(月) 9月20日(金)
中日 3月21日(木)
<春分の日>
9月23日(月)
<秋分の日>
彼岸明け 3月24日(日) 9月26日(木)

お彼岸の最初の日を「彼岸入り」、お彼岸の最後の日を「彼岸明け」と言います。
お彼岸の期間はその年ごとに変わります。

お彼岸はなぜ7日間なの?

「この苦しみの世界(此岸)から、さとりの世界(彼岸)へ渡る(到る)」ことを「到彼岸」と言い、仏教徒が目指す境地を表します。

この「到彼岸」のために、実践すべき六つの修行があり、これを「六波羅密(ろくはらみつ)」と言います。

此岸にいる者が、この6つの修行を実践することで、彼岸に渡ることが出来るとされています。

<六波羅密(ろくはらみつ)>

  1. 布施(ふせ)
    見返りを求めず、
    感謝の心で施をすること
  2. 持戒(じかい)
    道徳や戒律を守ること
  3. 忍辱(にんにく)
    耐え忍ぶこと
  4. 精進(しょうじん)
    日々努力すること
  5. 禅定(ぜんじょう)
    常に心の平静を保ち、
    冷静でいること
  6. 智慧(ちえ)
    上記5つを守り智慧を得ること

この6つの修業は、1日1つずつ行ない7日目に修業を収めるということから、お彼岸は7日間となっています。

お彼岸にお墓参りをするのはなぜ?

お彼岸は「彼岸」と「此岸」がもっとも近くなる日と考えられています。

この時期にご先祖様のお墓参りをすることで、この世にいる私たちも、ご先祖様と同じ極楽浄土に行けるようにと祈り敬う風習が残ったものです。

お彼岸は仏教行事の1つですが、日本独自の行事です。

 

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お彼岸におはぎやぼたもちをお供えする理由は?

「おはぎ」と「ぼたもち」の呼び名の違い

お彼岸にお供えする「おはぎ」は、どちらも同じあんこともち米を使用して作られた和菓子ですが、春と秋では呼び方が違います。

  • 春のお彼岸
     「ぼたもち」・・・こしあん
  • 秋のお彼岸
     「おはぎ」・・・・つぶあん

春のぼたもちは、春の花「牡丹(ぼたん)」に似せて作られています。
牡丹の花の大きくて丸いイメージから、ぼたもちも大きく丸々とした形に作ります。
漢字で牡丹餅と書きます。

秋のおはぎは、秋の花「萩(はぎ)」に似せて作られています。
萩の花は細長くて小ぶりなイメージから、おはぎも小ぶりな俵型に作ります。
漢字で御萩と書きます。

お彼岸におはぎやぼたもちをお供えする理由は?

なぜお彼岸にあんこを使ったおはぎやぼたもちをお供えするようになったのでしょうか。
それは小豆と砂糖に理由がありました。

お彼岸の風習がはじまった時代、砂糖というのは大変貴重なもので、庶民は簡単に口に出来るようなものではありませんでした。
そんな貴重な砂糖を使ったお菓子は、特別な日に大切なご先祖様を供養するためにお供えされました。

また秋のお彼岸はちょうど小豆の収穫時期でまだ皮もやわらかかったため、つぶあんとして使用しました。そして春まで保管してあった小豆は皮が硬いので皮を取り除き、こしあんとして使用しました。この収穫事情から、つぶあんとこしあんの違いが生まれました。

ちなみに昔は、赤い色には魔除けの効果があると信じられていた為、邪気払いの意味も込めて、赤い小豆をお供えしていました。

お彼岸とお盆の違い

「お彼岸」も「お盆」もどちらもお墓参りをする日ですが、一体どういう違いがあるのでしょうか。

<お彼岸>
あの世にいるご先祖様を敬い供養し、自分自身が彼岸に近づけるよう修行する期間

<お盆>
あの世からこの世へご先祖様をお迎えし、供養して、再び送り返す行事

同じご先祖様の供養でも「お彼岸」と「お盆」では意味が全く意味が違います。お盆ではご先祖様は現世に戻られますが、お彼岸では現世には戻られません。ですが、どちらもご先祖様を敬う日というのは同じですね。

まとめ

お彼岸とは、ご先祖様を敬うのと同時に、善行を行い彼岸に近づけるよう修行する期間でもありました。
今年のお彼岸は修行とまではいかなくても、日頃の行いについて考えてみるのもいいかもしれません。

お彼岸とお盆の違いや意味などを知ることで、さらにご先祖様を敬い、感謝の気持ちを込めてお墓参り出来そうですね。

 

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