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盆踊りの歴史って知ってる?起源や由来や意味、日本三大盆踊りとは?

投稿日:2017年6月4日 更新日:

盆踊りといえば夏の風物詩のひとつですよね。文字通りお盆に踊ると書いて盆踊りですが、なぜお盆に踊るの?なんて不思議に思いませんか。

そこで、盆踊りの歴史や起源、由来や意味、日本三大盆踊りについて調べてみました。

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盆踊りの歴史や起源、由来や意味は?

盆踊りの起源は、平安時代中期に活躍していた念仏の祖と言われている「空也上人(くうやしょうにん)」という僧侶がはじめた「踊念仏」だと言われています。

空也は踊りながら念仏を唱えれば人々に気軽に念仏を覚えてもらえると考えました。これを「踊念仏」と呼び広めていきました。

その後の鎌倉時代中期に、空也を崇め理想としていた「一遍上人(いっぺんしょうにん)」へと受け継がれ一気に全国へと広まりました。

そして、先祖を供養する盂蘭盆会(うらぼんえ)と結びついて「盆踊り」と呼ばれるようになりました。

江戸時代になると、盆踊りは各地域の人々の交流や、男女の出会いの場となっていきました。盆踊りが行なわれるのは旧暦の7月15日の夜で、いつも満月でした。月の引力の影響なのか、気持ちが高揚した男女が、風紀的に乱れて問題を起こすことが多くなり、警察の取り締まりが強化されるほどでした。

この頃には仏教行事的な意味合いよりも、民族芸能として庶民の間に定着し娯楽的な要素が強くなりました。

明治時代にはあまりにも風紀が乱れたことから、たびたび盆踊り禁止令が出され、一時衰退してしまいます。

その後、大正時代に大衆娯楽ブームとして再び復活し、現代へと受け継がれてきました。

盆踊りをする意味は?

盆踊りは、本来お盆の時期に帰ってきたご先祖様の霊を慰め、供養するための仏教行事でした。

8月13日の盆入りに帰ってきたご先祖様が、8月16日の盆明けには、あの世に帰られます。そのため、前日の8月15日の夜から16日の朝まで夜通し踊り、別れを惜しみながらご先祖様を送り出していました。

盆踊りとは、ご先祖様と過ごす最後の一夜に踊るものだったんです。そう聞くと、なんだか悲しい行事に感じられますね。

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日本三大盆踊りとは?

盆踊りは全国各地で行なわれていますが、地域によってさまざまな盆踊りがあります。

中でも有名な歴史のある規模の大きな三つの盆踊り、

  • 秋田の「西馬音内の盆踊り」
  • 岐阜の「郡上踊り」
  • 徳島の「阿波おどり」

を日本三大盆踊りと呼んでいます。

秋田の「西馬音内の盆踊り」

毎年8月16日から8月18日まで、秋田県雄勝郡羽後町西馬音内の西馬音内本町通りで行なわれている盆踊りで重要無形民俗文化財に指定されています。

西馬音内盆踊りの起源は、記録された資料が全く存在しておらず伝承によるもしかありません。

一番古い伝承によると、正応年間(1288~1293)に、修行僧源親が豊年祈願として踊らせたのがはじまりと言われています。

西馬音内盆踊りは野生的でにぎやかなお囃子に対し、優雅で流れるような美しい踊りが特徴的な盆踊りです。

また衣装が独特で、女性は端縫い(はぬい)と呼ばれる絹布の端切れを使って仕立てられた艶やかな着物を着て、編み笠をかぶって顔を隠して踊ります。

未成年の女性は、彦三頭巾(ひこさずきん)と呼ばれる目だけが出る頭巾をかぶって、手絞りの藍染の浴衣を着て踊ります。

岐阜の「郡上踊り」

岐阜県郡上市八幡町内で行なわれる盆踊りで、重要無形民俗文化財に指定されています。

毎年7月中旬から9月上旬にかけて行なわれる日本一長い盆踊りで、33夜続けて開催されます。

中でも8月13日から8月16日の4日間は、クライマックスの徹夜踊りが行なわれ、夜8時から朝の5時頃まで夜通し踊ります。

郡上踊りの起源は、中世からの踊念仏の流れを汲んでおり、江戸時代に盆踊りとしてはじまりました。
城主が「盆の4日間は身分の隔てなく無礼講で踊るがよい」と奨励したため、庶民の間で盛んになりました。

そんな背景から、郡上踊りは地元の人はもちろん、観光客もひとつの輪になって踊ることが出来る盆踊りです。

郡上踊りは種類が多いのが特徴で、全部で10種類あります。
男踊りや女踊りなどはなく、男性も女性も同じ踊りを踊ります。

徳島の「阿波おどり」

徳島の阿波おどりは、400年以上の歴史がある盆踊りです。
「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃそんそん」で有名ですね。
8月12日から8月15日にわたり、徳島駅周辺で行なわれます。

阿波おどりの起源は、

  • 旧暦に行なわれた盆踊りが起源だという説
  • 天正15年(1587)に蜂須賀家政によって徳島城が落成したときの
    祝賀行事として城下の人々が踊ったのがはじまりという説
  • 天正6年(1578)に十河存保が勝瑞城で風流おどりを開催したのがはじまりという説

この3つの説がありますが、記録がないので明らかにはなっていません。

阿波おどりには男踊りと女踊りがあるのが特徴です。
男踊りは法被(半天)を着て踊る半天踊りと、浴衣をしりからげに着て踊る浴衣踊りがあり、どちらも力強く勇ましく踊ります。

女踊りは浴衣に編み笠をかぶり、草履ではなく下駄を履き、しなやかで上品に踊るのが良しとされています。一般的な浴衣の着付けとは異なり、じゅばん、裾よけ、手甲を付け、黒繻子の半幅帯をお太鼓のように結ぶのが基本です。

まとめ

盆踊りはご先祖様の供養のための行事という意味があったんですね。
今年の盆踊りはご先祖様へ思いをはせながら踊ってみるのもいいかもしれませんね。

ぜひ日本三大盆踊りも行ってみて下さい。

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